服の断捨離の道 2
昨日(2/14)の続きです。
40代半ばにサイズアウトの服をバッサリ断捨離したものの、まだまだパンパンに膨れ上がっていた私のクローゼット。
アラフォーで離婚して、仕事を増やしバリバリやっていましたが…アラフィフになり、リーマンショックが遠因で仕事が減りました。当然時間も出来たので、10年近くで増量した身体の方をなんとかしようと思い立ちました。ちょうどある運動のサークルに誘っていただいたのもきっかけになりました。運動だけではもちろん痩せないので、その当時の流行りのレコーディングダイエットに取り組むことに。最初は辛かったけど、成果が見え出すと面白くなり、なんと半年で学生時代の体重まで戻すことに成功!
さて、服をどうするか…。10キロ違うと物によって2サイズは変わります。しかし大は小を兼ねる。太った時はそれまでの服は着られなくなりますが、逆は着られます!収入が減ったこともあり、しばらくはダブダブした服を着ながら、少しずつ自分サイズの服を買っていました。
当時やましたひでこさんの「断捨離」がブームになり始めていたこともあり、やたらと増やさないようなマインドにはなっていたんですね。クローゼットがいっぱいなので、まずサイズアウトの服は処分すべし!買うのはそれからと思っていました。
とはいえ、収入が多かった時期に買った服はそれなりに良いもの、高価なものが多く、収入が減った時にそれを処分するのは心理的に抵抗がありましたね。グズグズとこれはどうしようか、あれは?と着たり脱いだりしながら迷っていました。
そんな時に起きた311です。東北の甚大な被害の様子を呆然と受け取りながら、いろいろと考えました。人との関係。そしてモノとの関係も。たぶんほとんどの日本人が考えたのではないでしょうか。
東北の方がたのことを考えたら被害などとはとても言えませんが、必死で歩いて帰った家の中の状況はやはりショックでした。
でもモノがどんなに壊れようとそんなことは大したことじゃない。本当に大事なものは何か。残りの人生を自分はどのように生きたいのか。スパッと答えが出る問いではありませんが、繰り返しその問いが意識の上に浮かんでくるようになりました。
311からしばらくして、ともかく着ない洋服は寄付しようと思い立ち、大きなダンボールに3箱、洋服を詰め込んで、東北に送りました。高価なものも気に入っていたものも、傷んでないものでサイズアウトしたものは全て送りました。地の厚いコートなどが何着かあったこともあり、詰めてみたら3箱になり我ながら呆れました。
おかげさまで、と言ったら不謹慎ですよね。ですが、誰か使ってくださる方がいるおかげで断捨離を進めることができたわけです。
一気にクローゼットは半分くらいになりました。クローゼットが使いやすくなるはずでした。
が!…またもや人生の転機…
その年の7月、地震のあとすぐに付き合い出した人と同居することになりました。半分押しかけられた状況です。まぁ地震のあと結婚するカップルが激増したそうなので我々もその一端ですかね (^^;;
やっとスッキリしたクローゼットですが、人間が1人増えればひとたまりもありません。たちまち二人分の洋服でいっぱいになりました。
人生山あり谷あり(´Д` )
何を大事にして生きていくかということは繰り返し考えるテーマではありますが、断捨離のために生きているわけではない、というのは確かだし、むしろ本末転倒にならないように時々気を付けなくてはいけないな、と思います。
あれから8年。服の断捨離はまだまだ続きます。。。長くなったので次の記事でm(_ _)m
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