そもそも
私の中で、断捨離というか、物を捨ててもいいんだ!捨てるべきなんだ!という、コペルニクス的転回を起こしてくれた本との出会いがありました。かれこれ15年くらい前になります。
辰巳渚さんの
「捨てる!生活」です。
子供の頃からインテリアにはすごく興味あったし、収納をどうするのか、どうしたらスッキリオシャレに暮らせるのかはずーっとテーマで生きてきました。しかしこの本は収納の仕方なんて二の次。まずは不用品は処分すべし!と強く語っていました。ともかくそれまで私はこわれていたり、汚れていたり、破れていたり…しないもの、まだ使えるものを捨てる!という概念は持っていなかったんです。
本当に驚き納得した覚えがあります。まだ断捨離という言葉を聞いたこともない時代でした。
このコペルニクス的転回以降、私の生活は静かに静かに、すこーしずつ変わって行ったのだと思います。
でも簡単に使ってない、着ていない、という理由でなんでもすぐに捨てられるようにはなりませんでした。
やっぱり育ってきた課程で親からの影響は多大ですよね。この本との出会いは40代半ばくらいだと思いますが、それまでに出来上がっていた価値観に「もったいない」はがっつり食い込んでいたし。私の場合は戦争体験者である母のもったいない、捨てられないという価値観にかなり縛られていました。実家のものすごさがその現れです。去年、大変な思いをしてほぼ1人で片付けました。その話はまた後ほど。
しかし「もったいない」とはどういうことなのか。それを考え始めるキッカケを与えてくれた本です。使っていないものを収納しておく場所はもったいなくないのか?収納するために使う労力はもったいなくないのか?そこら辺を考え始めたわけです。
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